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負け続けた日々

2006-11-07 17:00:00 Category : 馬券

最近でこそ、あまり馬券に大金を突っ込まなくなったが、牧場に勤めていた頃は収入の8割が馬券に消えていた。

牧場生活は楽しかったが、あまり娯楽のない世界。
一応、日曜日は休みということになっていたので、競馬場にいったり、電話投票で馬券を買ったりと、一日中競馬にどっぷりとはまっていた。

住み込みだったので、光熱費や家賃はタダだったが、食生活は相当貧しかった。
でも、食費にするくらいなら、馬券に突っ込んで夢を見たかった。

散々フラフラとした挙句、牧場に勤めた僕だが、相変わらず色々なことに惑っていたのだ。

「このまま一生、馬と一緒に暮らしていけるのか」

22歳の僕には、どうしても決断できなかった。
特に、他にやりたいこともない。
でも毎月15万円の給料では、夢をみることもできない。
金さえあれば、将来の選択肢が広がりそうな気がしたのだ。

牧場勤めをはじめても、僕は相変わらず半端ものだった。
でも以前は虚しさばかり募る毎日だったが、馬と暮らすことで、やりがいを感じられるようになったのは確かだ。

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